car mpressions.

SUZUKI 
セルボ、セルボモード

1971年に登場したLC10Wフロンテクーペがセルボのルーツです。1190mmのメチャメチャ低い車高の2シーター(後に4人乗り登場)RRクーペで、ジウジアーロがデザインに加わっており、現在(いま)見てもすばらしくカッコイイクルマです。このフロンテクーペのコンセプトから生まれたセルボは、フロンテクーペの生産が終了してから2年近くたった1977年に登場している。

長所、短所

型式

長所

短所

セルボ
CG7#
独特のスタイル。
F5Bの高回転のキモチ良さ。
固めのバケットシート。
すぐ壊れる電動パワステ。
1個1万円以上するフォグランプ一体型のウインカーレンズ。
セルボ
モード
CN2#
CP2#
とにかく豪華な造り。 ペッタンコなシート。
フニャフニャなサス。



型式ごとの詳細

SS20  2サイクル3気筒のF5Aエンジンを搭載して、フロンテクーペのボディを100mm拡幅して登場した。その結果低い車高をそのままに、幅が広くなったことでさらにカッコよくなった。実際このSS20はいまでもファンが多い。しかし37ps(馬力)だったフロンテクーペに対してセルボは28ps。このおとなしいエンジンのため、女性向けのおしゃれな街乗りKカーとして発表された。
SS40  2代目セルボはF5Aエンジンを搭載して、クーペスタイルはそのままにフルモデルチェンジした。82年に登場したこのSS40セルボは隠れた名車と呼ぶにふさわしいクルマです。

 皆さんに説明するには『マイティーボーイの4人乗りクーペバージョン』と説明したほうがわかりやすいと思います。セルボとしてはじめてターボが登場したモデルで、8ビットマイコンを使った電子制御キャブレターを組み合わせていました。スズキ唯一のキャブターボ車です。
CG72V  ボンネットバンに人気を押され、ついにセルボも4ナンバー車になったモデルです。3代目になります。独特のスタイリングとガラスルーフ、黄色とグレーのフルバケットシートなど、とても奇抜なクルマでした。ごきげんパック装着車では、世界初の電動パワステやダイヤトーン(三菱電機)製オーディオ(3ウェイポップアップツィーター付きリアスピーカー)など、装備の良さも光りました。

 フォグランプがウインカーと1体型で(これらを壊すとえらく高い!¥15,000前後)全車種標準でした。F5Bを搭載した高回転型で気持ちよく走ってくれます。
CN21S
CN22S
 それまでの独特のクーペスタイルから、丸みのあるセダン系デザインに、550ccから660ccへ、セルボの登場以来初の5ドア車の設定など、完全な方向転換をして生まれ変わった4代目は車名もセルボからセルボモードになりました。

 この4代目はAからLまでのNA(自然吸気、ノンターボ)グレードとSR系のターボグレードに分かれ(SR系は後ほど)、NA系では初めて5ドア車が登場しました。このセルボモードは軽自動車の最高級車を目指したバブル車で、アルトとシャシーを共通としながらも、遮音能力をアルトの1.5倍に高め、非常に静かな室内を作り出しています。また装備もNA系ではパワステ、パワーウインドウ、エアコンを全車標準装備とし、ステレオも最下級グレードのA以外標準装備と、ほぼ全車フル装備でした。デザインや装備(全車リアガラスプリント式アンテナで、のびるアンテナは無い!また、5ドアのLにはリアシートヘッドレストと、なんとセンターアームレストまで標準!!)の充実度からして、まさにバブル期にしか造れなかったクルマでしょう。走りはほぼアルトと同じですが、静かな分満足感が得られるかもしれません。


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