
新型セルボ誕生!!
8年間のブランクを超えて、とうとう「セルボ」が復活しました!!平成2年に「セルボモード」として4代目セルボが誕生し、新規格に切り替わる平成10年までの間、生産されていた先代「セルボ」。新規格に切り替わったと同時に生産は終了し、一時姿を消していました。そして平成18年11月。あの「セルボ」が甦ったのです。とは言っても先代の面影はほとんど存在しないまったく新しいクルマにたまたま「セルボ」の名を付けただけ、という感じですが・・・。でも、まったく以前の「セルボモード」と違うクルマか?と言われれば実は共通する部分がいくつか見受けられます。例えばまずそのコンセプト。軽自動車の中での「高級車」という位置付けで、これは先代セルボモードでも同様の扱いでした。まず、外装のデザインでそれがしっかり感じられます。流れるようなスタイリングに先代の面影はありませんが、現在の軽自動車メーカー各社のラインナップを見てもこのような高級感に溢れ、低めの車高にフロアシフトというクルマはなかなかありません。やはり歴代セルボ同様「異彩を放つ」クルマであることに間違いありません。そしてテールランプの形状には先代セルボモードのテールランプをモチーフに、今風にアレンジされているようにも見えたりします。
今回のNewセルボでは各所にメッキパーツが散りばめられています。顔であるフロントグリルでは分厚くメッキラインが通っていて高級感を醸し出しています。そのグリルも充分に大きく、「高級車の顔」を上手に作り出しているように感じられます。今回、当店に入庫したセルボはNA車ですが、グレードの高低にかかわらず、どのグレードにおいてもその高級なイメージは変わりません。ヘッドライトはスモール、ウインカーと一体型の大きなもの。今時の流行のデザインになっています。そして、とくに目立つのがフロントガラスのデカさです。ボンネットは短く小さめで、フロントガラスが大きく、傾斜しており、ボンネットから一連に流れるような一体感があります。そのラインはルーフからリアゲート上部まで途切れることなく続いており、空力の良さが見た目で理解できます。丸みを帯びたルーフはボディの剛性アップにも一役買っています。
室内も高級感に満ち溢れています。ドアトリムからインパネにかけて、メッキのラインが通っていて「包まれ感」があります。また、トリムの「シボ」加工(どのクルマにもありますが皮風の手触りを表現するための細かい凸凹状の表面加工)がこれまでのスズキ車とは違い、横縞風の独特なデザインになっていたり、メーターの目盛りの周りのリムにもメッキのリングが付いていたりと「とても軽自動車の内装と思えない」仕上がりです。フロアシフトの4速ATはゲート式になっていて、ここでも高級感が感じられます。さらにキーを挿さなくてもエンジンの始動ができるキーレススタートシステムが標準装備されています。リモコンキーを持っているだけでドアノブ下に付いているボタンを押すだけでドアロックが解除、施錠でき、そのまま乗り込めばキーを挿さずにエンジンを始動できます。シートはスポーティーなセミバケット風のデザインで、ホールド性は抜群。表皮はグレードによって異なりますが、形状は同じです。
ともあれ、今回の新型セルボ、最近の軽自動車のイメージ「背が高い、重くて走りが鈍い、装備は良くても質感はイマイチ」という大量生産向け軽自動車的な印象がありません。「セルボびいき」をしている訳ではありませんが、ここ数年の「どれも同じようなもんじゃんか」という軽自動車のイメージとはかけ離れたクルマであることには間違いありません。ヒトとはちょっと違ったクルマを求めるなら最高のクルマでしょう。こういう個性の強いクルマがどんどん登場して欲しいものです。お求めは中野自動車まで。画像のセルボで試乗もできます。 |