昭和の名車特集
最近、なぜか古き良き昭和のクルマがぞくぞく入庫しています!!前オーナーさんに大事に乗られてきた古いクルマたちもまだまだ走りたいのです。ここではそんなクルマたちに新たな息吹を吹き込むべく、新たなオーナーさんを募集いたします。ここに掲載しているクルマたちは当店で在庫しているクルマたちの中でもとくに昭和の年式の軽自動車を中心に(中には平成初期のクルマもあります)現代では味わえない魅力に触れていただこうということで掲載しています。興味のある方はどんどんお問い合わせください。なお、掲載車輌はご注文いただいてから整備に入るクルマがほとんどです。「とことん整備」の中野自動車ですから、品質に関しては現代の中古車と同等に仕上げていきます。その代わりと言ってはなんですが、通常の中古車(展示場のコーナーに掲載している中古車)より、お渡しまでお時間をいただきますのでご了承ください。
一台目

ダイハツ ミラ TR−XX EFI


昭和63年式

走行65000km ホワイト
5速マニュアル エアコン

当時、アルトワークスと並んで人気だったTR−XX。ヘッドライトやウインカーランプ、テールランプ等がすべて標準でスモーク仕様になっていてアルトワークスのド派手な外観とはひと味違って「スマートに速い」を演出しています。販売台数はとても多かったにもかかわらず、現在、生き残っているTR−XXはもしかするとアルトワークスよりも少ないかもしれません。というのも、メンテナンスをしっかりと行っていたクルマがあまりにも少なく、乗りっぱなし状態で壊れてしまい、解体行きとなってしまったクルマが大変多かったのです。このTR−XXのようにこれまでしっかりと整備されていたクルマは大変貴重です。

現在の状態と行う予定の整備内容

現在、タイミングベルトが切れて走行不能です。シリンダーヘッドを取り外し、曲がったバルブの交換、ピストンの点検、その他の損傷具合の確認及び修理等を行います。完成時には元気に復活してくれることでしょう。また、ミラの鬼門である「水周り」の整備も行います。タイミングベルトと同時にウォーターポンプの交換はもちろんいたしますが、各部のパイプ、ホース類のサビや消耗、硬化具合等も合わせて点検し、ダメな場合には交換します。ラジエターやサーモスタット、水温センサー、電動ファン等冷却にかかわる部分を中心に徹底的に整備を行います。
なお、画像に写っているアルミホイールは前オーナーさんに返却することになっております。このアルミホイールは付属しませんのでご了承ください。

販売するにあたっての目標価格 ・・・ ¥189000−

※ 販売するにあたっての目標価格はあくまで今現在、「私が整備をした上でこのくらいの価格で販売したい」という目標です。整備内容等によって実際の販売価格と若干異なる場合があります。
二台目

スバル レックス V スーパーチャージャー

昭和63年式

走行128000km ホワイト
5速マニュアル エアコン 5ドア

アルトワークス、ミラTR−XXが2大人気車として売れまくっていた中、スバルもそれを黙って見過ごす訳にはいきません。他社とは違ってスーパーチャージャーを搭載して登場したのがこのレックス V、VXです。AT車は当時新開発のECVTでしたが、これは耐久力や独特のフィーリングから当時はまだ受け入れられない「早すぎた新機構」でした。このレックス Vは5速マニュアルですので耐久力はバツグンです。また、当時の税制面からほとんどの軽自動車は4ナンバー(商業車登録)でしたが、このレックスは5ドアの5ナンバーです。ターボとは違ってスタートから始まるブーストや、ターボ車には必要不可欠なエンジン停止時に行うアイドリングもスーパーチャージャーでは不要であること等、ターボ車より気軽に扱えるのも大きな魅力です。

現在の状態と行う予定の整備内容

この当時のスバル車は2気筒エンジンを搭載しています。現代の3気筒、4気筒エンジンに比べ、振動が大きいので乗っていてもそれが車内に伝わってきます。が、乗ってみるとそれが「いかにも当時の軽自動車らしい」懐かしい感覚に感じます。乗り味もアルトワークスは別格としても、ミラTR−XX等と加速や速度感等は遜色ありません。実に軽快に走ってくれます。車検は平成21年3月まで残っています。

整備に関しては2回目のタイミングベルトとウォーターポンプ(このエンジンではウォーターポンプがエンジンブロックと一体構造の為、内部の部品を交換するという作業を行います)の交換、その他細かい部分の点検、整備、エンジン調整等を予定しています。幸い、現時点でとても調子が良いので大掛かりな整備は必要ありません。

販売価格 ・・・ 売約済み

三台目
スズキ フロンテ FS−G

昭和57年式

走行45000km

4速マニュアル 5ドア スズキスポーツ製ショックアブソーバー&コイルスプリング(リアはリーフスプリングの為スズキスポーツ製ではありません)

「アルト47万円」のフレーズで爆発的に売れた初代アルト。その5ナンバー車がフロンテでした(当時のアルトは4ナンバーでバン登録でした)。当時は税制面でバン登録の方が諸費用や維持費が有利で、各軽自動車メーカーはバンをメイン車種にしていました。そんな時代の5ナンバー車がこんなに美しく好調な状態で現存しているということがスゴいことなのです。ボンネット前方中央にはスズキの「S」マークがあります。このエンブレムがボンネットのフックの開閉ボタンになっていて、運転席でロックを外したらこのエンブレムを押しながらボンネットを開けるしくみになっています。フェンダーミラーは社外品が付いていますが、純正もあります。
リアはガラスハッチでガラスのみが開閉します。リアシートの背もたれにはわずかに出っ張ったヘッドレスト(らしきもの)があります(画像でも見えていますね)。前後のバンパーは今時の樹脂製とは違ってスチール製です。ちなみに後期型では同じような形状ですが樹脂製になりました。リーフスプリングを固定しているシャックルは社外品で、2段階に車高を調整できるようになっています。純正品もあります。そのリーフスプリングはこの後のCA71系アルトのものに交換されています。タイヤは純正スチールホイール(10インチ)に前は145/70R10、リアは5.00R10 4PR。お好みのアルミホイールを履かせても良いのではないでしょうか。ちなみに車輌重量は560kg。軽い!!軽スギます!!現代のクルマでここまで軽くしようと思ったら並み大抵の努力ではできません。

現在の状態と行う予定の整備内容


マニュアルチョーク式のキャブレター車ですので、エンジンが冷えている時はチョークノブを引いてエンジンを始動します。エアコン等という快適装備は付いていません。男らしい「割り切り」が必要です。オーディオも懐かしいAMラジオのみ。ダイヤルで選局してボタンを引き、一気に押し込むことでメモリーできます。ペダルは社外のものが付いていますね。フロアマットは純正の「SUZUKI」のロゴ入りゴム製マット。心おきなく踏みつけられます。シート等のヘタリも感じられず、本当に丁寧に、大事にされていたことが覗えます。こういうクルマはとても幸せだと思います。

さて、整備ですが、タイミングベルト、ウォーターポンプ等は交換してからまだ4000km程しか走っていないので今回とくに行う必要はありません。エンジン、足周り等各部ともよく整備されている状態です。これから私が行う整備としてはエンジン、キャブレター等の調整や細かなセッティング程度で、大きな整備はまったく必要ありません。前オーナーさんのこのクルマへの愛情が随所に感じられます。

販売価格 ・・・ ¥189000−

※ このクルマは整備済みでのお渡しですが、現状販売です。ご了承ください。
四台目
スズキ セルボ GP

平成元年

走行85000km

オートマ エアコン(修理可能かどうか調査中)

長い間当店で眠り続けていたこのセルボ。このセルボを生き返らせるかどうか、悩んでおりました。数人の常連さんからの強い要望に後押しされ(べつにこのヒトたちが購入する訳ではないんですがね・・・ようするに生き返って元気に走り回るのが見たいということですね)ついに決心いたしました。確かにこのCG72Vというセルボは新車時から販売台数が少なく、現代まで生き残っている台数はごくわずかだと思われます。いわゆる「旧車」と呼ばれるクルマはマニュアル車が人気ですが、このセルボはオートマチック。この辺が私の中でネックとなり、ずっと咽喉の奥に引っかかっていたのでした。そのオートマチックミッションも調子が悪く、1速から2速へ、そして3速へという一連の流れがスムーズではありません。1速から3速へ、2速を飛び越して入ってしまいます。この症状は私も修理の経験がありますので、いざ、作業にかかれば問題無くなおります。そしてエンジンも長い間放置していたのでキャブレターをはじめとした清掃、調整等一通りのフルコースを行うことになります。
まぁ、ここまで解体に出さずに取っておいたくらいですから、私もいつかは復活させてやろうという気持ちは持ってはいたのです。それがここまで延び延びになってしまったのですからあちこちやらなければならないヶ所が増えて当然ですね。
現在の状態と行う予定の整備内容

さて、作業ですが、上記の通りATミッションの修理を行います。さらにキャブレターの清掃、調整(オーバーホールと言っても良いかもしれません)、エンジンはタイミングベルト、ウォーターポンプ等の交換、点火時期の調整やオイル漏れの修理等・・・。ブレーキも4輪とも点検、消耗品の交換、ブレーキオイルの交換等一通り行います。また、室内では天張りが剥がれかけていますのでこれもしっかり張り直し。ボディもかなり磨きこまなければなりません。ほとんどレストアに近い作業内容になりそうです。作業が進行すれば、その都度交換部品や作業内容をブログで更新していきますので詳しくはそちらをご覧ください。

しかしこのセルボは今でも多くのファンの方がいますね。作業場に入れただけでも数人の営業マンやお客さんたちから「うわっ!!懐かしい!!」とか「かっこいいっすねぇ!!」という声がたくさん聞かれました。確かに独特のリア周りのデザインやグラストップ等個性的なスタイルが現代のクルマには無いセルボだけの魅力がたくさん詰まっています。完成まで今しばらくお待ちください。

販売価格 ・・・ 未定

※ このクルマは整備済みでのお渡しですが、現状販売です。ご了承ください。

他にも入庫予定あります。お楽しみに。

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